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【#ヒミビトvo1】宿泊業を起点に氷見の活性化を図る若き経営者【松木 佳太さん】

【#ヒミビトvo1:松木佳太さん】宿泊業を起点に氷見の活性化を図る若き経営者

みなさんは「氷見の魅力」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?

美味しい食事や目を奪われるような景観を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、氷見の魅力はそれだけではありません。

 

氷見に根をはりこの地で生活を営む人たちも、氷見の大きな魅力のひとつ。

 

そんな氷見の魅力的な人たちを紹介していくのがこの「#ヒミビト」です。

 

今回は第1段として、2019年に氷見にオープンした旅館「イミグレ」を運営する若き経営者「松木 佳太さん」をご紹介します。

 

松木さんのこれまでの経歴

氷見で「移り住みたくなる宿:イミグレ 」を経営している松木さん

 

最初に松木さんの経歴を簡単に教えてください!
もともとは大阪で観光業の経営コンサルタントをしていました。

全国各地の宿泊施設に関わることができやりがいも感じていましたが、帰省した際に地元氷見の美しさに感動しUターンすることにしたんです。

そして2019年11月にイミグレをオープンしました。

松木佳太さん

 

「2040年に氷見が消滅してしまう」と聞いたことがきっかけ

 

なぜ宿泊施設をオープンしたんですか?
2040年の消滅可能性都市に氷見市が含まれていたことが大きな理由です。
松木佳太さん

 

「消滅可能性都市」とは?

人口流出や少子化によって、存続できなくなる可能性がある自治体のこと。全国の市区町村約1,800のうち、半数の自治体が該当するといわれています。

 

「こんなに美しい氷見がこのままでは消滅してしまうのでは?」と思い、そんなことは絶対にさせたくない!と思いました。

そのためにもまずは氷見に人を招き入れることが必要。

それでオープンしたのが「イミグレ」なんです。

松木佳太さん

 

開始20ヶ月は赤字。とにかく「氷見を盛り上げたい」という思いだけだった

 

もともと宿泊施設のコンサルをされていたということで、「イミグレ」の経営は最初から順調だったんですか?
全然そんなことはなくて、はじめて20ヶ月はずっと赤字経営でした。

最初に借り入れた1億円を返済するために、毎月安定して利益を出していく大変さを痛感しましたね。

松木佳太さん
1億円ってスゴいですね…リスクとかは考えませんでしたか?
もちろん考えましたが、それ以上にこのままでは氷見がなくなってしまう危機感が大きかったですね。

「とにかく氷見を盛り上げたい」と思いでやってきましたし、この先も引き続き頑張っていくつもりです!

松木佳太さん

 

海も山も贅沢に楽しめるのが氷見の魅力

 

松木さんが思う氷見の魅力ってどういうところなんでしょうか?
2つあってまず1点目は「食」です。寒ブリをはじめとした海の幸はもちろんですが、氷見は山も近いので山菜やジビエなどの「山の幸」もとても豊富なんです。

今後はイミグレでも積極的に山の食材を扱っていけたらと考えています!

松木佳太さん
それは楽しみです!ぜひ2つ目も教えてください!
2点目は「景観」ですね。全国的に見ても、氷見のように海と山の景観をバランスよく兼ね備えた観光地ってほとんどないんです。

海越しの立山連峰はもちろんですが、吉岡地区のように山の自然がそのまま残っているような地域も氷見の魅力が感じられるオススメなスポットです!

松木佳太さん

 

移り住みたくなる宿「イミグレ」の魅力

 

氷見ってたくさんの旅館がありますよね。

「イミグレ」独自の魅力ってどういうところなんでしょうか?

料理の味は素材で8割が決まると言われていますが、氷見の食材は一流のものばかり。

それらの食材を和食ではなく洋食で提案させていただくことで、氷見の食材の新たな魅力に気が付くきっかけになってもらえればと思っています。

またレストランだけでなく全部屋からも海が望めるような空間作りをしています。開放感がある空間で、日々の疲れを癒していただければ嬉しいですね。

松木佳太さん

 

イミグレでプロポーズ大作戦!

 

2020年中で1番印象深かったことって何ですか?
あるカップルのプロポーズが成功したことです!

「今日がプロポーズ大成功の記念日になったので、来年のこの日にまた来ます!」と次の予約をして幸せそうに帰っていかれました。

松木佳太さん
それはすてきですね!
はい!イミグレが一生の思い出の場所になれたことは本当に嬉しかったです!
松木佳太さん

 

将来的には氷見に1,000人の雇用を生み出したい

 

今後の展望はありますか?
2040年までに人口減少をなんとか転換させたいと思っています。
松木佳太さん
なかなか難しい問題ですよね…

実現するために考えていることなどはありますか?

氷見の魅力発信ももちろんですが、生活していくためには仕事が必要です。

そのためにもまず2040年までに、氷見市で新たに1,000人の雇用を生み出すことを目指しています。

松木佳太さん
氷見で働く人が1,000人も増えれば確実に盛り上がりそうですね!

これからも応援しています!

ありがとうございます!
松木佳太さん

 

まとめ:【#ヒミビト1:松木佳太さん】

 

今回は宿泊業を起点に、氷見に新しい風を吹き込んでいる松木さんをご紹介しました。

 

もし氷見への旅行をお考えの方は、松木さんが経営する「イミグレ」を拠点に氷見を楽しんではいかがでしょうか?

「氷見を移住先として考えている方の相談も大歓迎!」とのことで、現地民からのリアルな意見を聞きたい人にもオススメです!

 

移り住みたくなる宿「イミグレ」

名称 移り住みたくなる宿「イミグレ」
場所 富山県氷見市小杉232-1
電話番号 0766-92-2200
定休日 火曜日・水曜日
客室数 6室
宿泊価格 18,000円(税抜)〜 ※1泊2食付き

イミグレの公式HPへ

 

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